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地元大阪を中心に20年近くものキャリアを重ねた、日本を代表する実力派のレゲエ・ディージェイ。 全国屈指のレゲエ・タウンである大阪・泉州に生まれ育ち、’03年に若干18歳でMIC握り始める。’04年に初めてジャマイカに訪れ、本場のレゲエに衝撃を受け本格始動。するとすぐさまその才能を開花させ、 “GHETTO PRINCE” の異名と共に期待の若手アーティストとしてシーンの注目を集めだした。 ‘06年頃より全国のレーベルからリリースを重ね、’08年には自身初となるフル・アルバム『GHETTO PRINCE』をリリース。リリースツアー『21 bullet』と題し、全国ツアーを敢行。’10年には2ndアルバム『WHO COME!?』をリリースすると共に、自身のさらなるスキルアップを求めてジャマイカでの長期修行の道を選ぶ。現地では首都キングストンのゲットー、シービューガーデンにて、時同じくしてジャマイカに身を置き長期修行を行なっていた盟友、CHEHONと共にレギュラーダンスを主催するなど精力的に活動。帰国後の'12年には3rdアルバムとなる『JUST REACH』、’15年には4thアルバム『Di NATURAL』を発表するなどコンスタントにリリースを重ねる。’17年、カエルスタジオに加入し、RED SPIDERの47都道府県ツアーに同行。’19年に全曲RED SPIDERプロデュースのミニ・アルバム「WEAPON GO」を発表。 馬鹿正直なほどまっすぐなリリックと、時には鋭く、時に甘いフローを持ち味に、ダンスホールからワンドロップまでオールマイティに歌い上げるスキルは超一級品。また一曲の中で物語の豊かに描写するライティング能力にも定評があり、客演アーティストとしての活躍もよく知られる。特にTAK-Zとの「祭りのあと」、「あとの祭り」の2曲は’10年代のレゲエ・シーンを代表するラブソングとして語り継がれている。また’20年にRED SPIDERと共に制作した楽曲「家族」は親子の心情と情景を等身大に描き、今も多くのファンの心を掴んで離さない。 いわゆる正統派のレゲエ・ディージェイとして、シーンへの登場以来、数々のアーティストの手本になる存在として活躍を続け、APOLLOや775を始め、その影響を公言する者は今も後を絶たない。